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ロート製薬、アイケアを啓発 愛知県大府市、スギ薬局、名古屋大学と連携協定を締結

 ロート製薬㈱(大阪市生野区、杉本雅史社長)はこのほど、「大府市におけるアイケアの啓発に関する連携協定」を締結したと発表した。

 愛知県大府市、㈱スギ薬局(愛知県大府市、杉浦克典社長)と、名古屋大学大学院医学系研究科眼科学・感覚器障害制御学教室とによるもので、2022年4月から4者で実施している「大府市こどもの近視予防プロジェクト」の取り組みに加えて、目を酷使する「働く世代」をはじめとした40歳代以上にも対象を広げ、大府市民の目に対する啓発活動を拡大する。

 同社は、22年4月に4者で締結した覚書を基に、産学官民連携による「大府市こどもの近視予防プロジェクト」の取り組みを進めてきた。今回、連携協定締結を機に、大府市民の目の健康を守るための取り組みとして「EYE HEALTH for OBU -はぐくもう!みんなで健やかな目-」を設定し、これまでの「大府市こどもの近視予防プロジェクト」に加えて、新たに「大府市大人のアイフレイル啓発プロジェクト」を立ち上げた。

 同社では、他3者との連携を強化し、アイフレイル(加齢に伴って眼が衰えてきた上に、さまざまな外的ストレスが加わることによって目の機能が低下した状態、また、そのリスクが高い状態/日本眼科啓発会議ウェブサイトより)の啓発活動を進めると同時に、大府市民の目の健康を保つ取り組みを進めるとしている。

(冒頭の写真:同社リリースより)

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