ロコモプロを機能性表示食品に ダイドードリンコ、来月リニューアル発売
ダイドードリンコ㈱(大阪市北区、中島孝徳社長)が機能性表示食品のサプリメント『ロコモプロ プロテオグリカン配合』を来月21日から新発売する。2013年12月に発売した同一名称の主力商品を機能性表示食品としてリニューアルするかたち。機能性関与成分として配合するのはサケ鼻軟骨由来プロテオグリカンで、同成分について論文報告されている、関節軟骨やひざに対する機能性を訴求する。主な摂取対象者は、ひざ関節の不快感が気になる健常成人。
20日に発表した。「DyDoヘルスケア」シリーズとして通信販売で展開する。届出表示(ヘルスクレーム)の全文は次のとおり。3年前の2020年7月、消費者庁へ届け出ていた。
「本品にはサケ鼻軟骨由来プロテオグリカンが含まれます。サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンには膝関節の不快感を持つ方の軟骨成分の分解を抑え、関節軟骨の保護に役立ち、膝の曲げ伸ばしをサポートする機能があることが報告されています。また、座った状態から立ち上がる時、身をかがめて床に落ちたものを拾う時、平らな場所を歩く時の膝の違和感を軽減する機能があることが報告されており、階段の上り下りが気になる方に適しています」。
15日分、30日分、60日分の容量別に3品目を展開する。1日摂取目安量は2粒(タブレット)。従来品に比べてプロテオグリカンの配合量を2倍に増やした。販売価格はそれぞれ3,240円、6,480円、1万2,420円(いずれも税込み)。
同社は他にも商品名に『ロコモプロ』を掲げた機能性表示食品のサプリメントを届け出ている。今年2月に届け出たもので、機能性関与成分は、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンのほかコラーゲンペプチド、イミダゾールジペプチドの3成分とされている。現在のところ未発売。
同社がサプリメント通販事業に参入したのは12年。21年度に約43億円の売上高を計上し、累計黒字化も達成している。主力商品は『ロコモプロ』。
(冒頭の写真:機能性表示食品としてリニューアル発売するロコモプロのパッケージ。弘前大学が開発した抽出技術に基づくサケ鼻軟骨由来プロテオグリカンプロテオグリカンを配合していることを示す、あおもりPG推進協議会認証商品でもある。同社の報道発表資料から)