リステリン「殺菌力」の表示を削除 「申入れ」受け、誤解のない表示への対応進める
既報のとおり、特定適格消費者団体の(特非)消費者支援機構関西(ケーシーズ)が、ジョンソン・エンド・ジョンソン㈱(東京都千代田区)が販売する「リステリン」ブランドの広告表示について、同品の表示を管轄するJNTLコンシューマーヘルス㈱(以下JNTL社、東京都渋谷区、黒木昭彦社長)に再お問合せ」を行っていた件で、同社から回答があった。ケーシーズが27日に公式サイトで明らかにした。
JNTL社は26日付の書面で、申入れを真摯に受け止め、「No.1」が「殺菌力」を意味するものでないことを消費者に伝えるために順次対応を進めているとしている。
具体的には、新しいアテンションステッカーでは「殺菌力」の表示を削除したり、ウェブサイトの商品ラベルの「殺菌力」を「売上」に変更したりしているという。
これに対して、ケーシーズ側は対応を明らかにしていない。