ライオン、台東区と包括連携協定を締結 健康・環境など幅広い分野で事業展開
ライオン㈱(東京都台東区、掬川正純社長)はこのほど、東京都台東区と、区民の健康増進やサステナビリティの実現に向けた包括連携協定を締結したと発表した。今後は、両組織が連携・協力して、健康や環境など幅広い分野で事業を展開する。
同社は今年、都内 4カ所に分散していた同社と一部関係会社を集約し、東京都台東区蔵前に本社を移転した。これを機に、区民の健康増進と地域共生、持続可能な社会の実現に向けた地域づくりに貢献するため、台東区と相互に連携・協力する協定を締結した。
台東区は、「世界に輝く ひと まち たいとう」を将来像に掲げ、区民・地域団体・企業と連携し、健康・環境・防災などの課題解決に向けた区政運営を推進している。
同社は、経営ビジョン「次世代ヘルスケアのリーディングカンパニーへ」の実現に向け、「より良い習慣づくりで、人々の毎日に貢献する(ReDesign)」というパーパスを起点とした経営に取り組んでいる。その中で培ってきた、歯と口の健康に関する知見や家事シェアのノウハウなどを提供すると同時に、環境や防災への課題に協働するとしている。
協定締結期間は、2026年3月31日まで。
(冒頭の写真:同社本社で行われた協定締結式の様子(右:東京都台東区、服部征夫区長、左:同社取締役兼上席執行役員、小林健二郎氏/同社リリースより)