ライオン、中国に研究開発子会社設立 アジアでのプレゼンス拡大を推進
ライオン㈱(東京都墨田区、掬川正純社長)はこのほど、中国に100%出資の研究開発子会社を設立すると発表した。中国における同社グループの製品開発力と、製品開発スピードの向上を目的としている。
同社グループは、パーパス「より良い習慣づくりで、人々の毎日に貢献する(ReDesign)」を起点に、経営ビジョン「次世代ヘルスケアのリーディングカンパニーへ」の実現に向けた取組みを進めている。特に、2030年に向けて重要となる海外事業の拡大では、最重要市場である中国をはじめ、既存進出国・地域における事業の強化を進め、アジアでのプレゼンス拡大を目指している。
同社では、生活者研究を基軸とした研究開発を加速させ、中国の生活者に向けて、より良い生活習慣を実現する製品・サービスを提供するとしている。