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ユーグレナ社、新執行体制へ移行 Co-CEO2人を中心に、執行役員陣も刷新

 ㈱ユーグレナ(東京都港区、出雲充社長)はこのほど、Co-CEO2人を中心とした新執行体制へ移行すると発表した。現CEOの永田暁彦氏が31日付で退任し、2024年1月1日より現CFiO(最高財務責任者)の若原智広氏と、現CSXO(最高ステークホルダー責任者)の植村弘子氏の2人がCo-CEOに就任し、共同で同社の職務執行を統括する。

 同社は、21年10月以降、代表取締役社長の出雲氏が中長期的経営を担い、取締役代表執行役員CEOの永田氏が業務執行を統括する経営体制の下、事業を推進してきた。永田氏は、上場後10年で売上高を28倍にするなど事業規模を飛躍的に拡大させ、社会的インパクトを拡大するために強力なリーダーシップを発揮してきた。今回、永田氏からの健康上の理由から代表執行役員CEOの職務を退きたい旨の申入れを受け、新体制への移行を決定したという。

 若原氏は、同社に入社した13年からの10年間において、数々のM&Aや資金調達を含む財務と経営戦略の中核的役割を担い続けてきた同社経営の要の1人。一方、植村氏は、㈱一休において事業と人事の責任者を歴任後、今年4月に同社に参画し、社内外のコミュニケーションや人事を担当するCSXOとしてすでに大きな存在感を発揮している。
 異なる領域での経験と強みを持つ新Co-CEO 2人が、この執行体制変更を新たな変化・成長の機会と捉えて、「人と地球を健康にする」という同社パーパスの実現に向けて事業を推進する。

 なお、代表取締役社長の出雲氏は、引き続き中長期的な経営方針の策定、さまざまなステークホルダーとの関係性の構築や深化などを担い、ユーグレナ・フィロソフィーであるSustainability First(サステナビリティ・ファースト)を体現する牽引役として、新執行体制とともに同社グループを率い続けるという。

(冒頭の写真:植村氏(左)と若原氏/同社リリースより)

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