ユーグレナ、次世代バイオ燃料でトライアル航行
㈱ユーグレナ(東京都港区、出雲充社長)は14日、㈱商船三井(東京都港区)と名古屋港で、ユーグレナ社の次世代バイオ燃料『ユーグレナバイオディーゼル燃料』を使用したトライアル航行を実施したと発表した。
トライアルに使用したのは、商船三井グループのグリーン海事㈱(愛知県名古屋市)が保有・運航するタグボート「13たましお」。トライアル航行にあたっては、名古屋港港湾管理者の名古屋港管理組合の後援を得たとしている。
『ユーグレナバイオディーゼル燃料』は、微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)と使用済み食用油を原料とし、船舶のディーゼルエンジンに対して内燃機関を変更することなく使用することが可能な次世代バイオ燃料。
同社は、ミドリムシを原料とする健康食品も手がける。報道によれば、同社は青汁健康食品で知られるキューサイ㈱(福岡市中央区)を買収する方針を固めたとされる。
(写真:商船三井グループのタグボート「13たましお」)