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ユニー、ローストビーフで不適正表示 35店舗で2年間、6万キロ強を販売

 農林水産省は18日、ユニー㈱(愛知県稲沢市、榊原健社長)に対して不適正表示是正などの改善指示を出した。同社傘下の店舗において、小分け加工したローストビーフの原料原産地名において、「輸入」などと表示せずに販売していた。

 具体的には、対象原材料である「牛肉」に「オーストラリア」、「オーストラリア産」、「アメリカ産」、「カナダ産」、「輸入」などの表示をせず、少なくとも22年4月1日から24年4月18日までの約2年間、6万301.1㎏をアピタ長岡店ほか35店舗で一般消費者に販売していたという。

 農林水産省北陸農政局と東海農政局が、今年4月18日~9月2日までの間、同社アピタ長岡店(新潟県長岡市)とおよびユニーに対し、食品表示法第8条第2項の規定に基づく立入検査を行った結果、これらの違反行為が判明した。

 このため農水省は、不適正表示の是正の他、原因の究明・分析の徹底、再発防止対策の実施などについて指示した。これに対してユニーは10月18日までに、改善措置を取りまとめた報告書を提出しなければならない。

処分の詳細はこちら(農水省HPより)

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