ユニキスの原料展開、国内外で好調 【機能性表示食品特集】7つの機能性「ルテマックス」を提案
ユニキス㈱(東京都中央区、橘本賢次郎社長)は、オムニアクティブ社の原料「ルテイン」、インデナ社の原料「ビルベリー」、「イチョウハ」を取り扱う。高度な品質管理を行うことで安全・安心な原料を安定供給している。機能性表示食品では7つの機能性を表示する「ルテマックス」シリーズが堅調に推移する中、イチョウ葉との複合タイプも伸びている。
オムニアクティブ社のルテイン供給
同社は、オムニアクティブヘルステクノロジーズ社(インド・ムンバイ)製造のルテイン20%以上・ゼアキサンチン4%以上の高濃度に規格化した「ルテマックス®2020」とルテイン20%以上・ゼアキサンチン1%以上を規格化した「ルテマックスフリールテイン」を提案する。
品質面では輸入時にロット毎分析を行い、「日本で使用が禁止されている酸化防止剤の分析」、「健康食品/機能性表示食品での用途を想定しての残留農薬の分析(管理)」、「残留溶媒の分析を行い、機能性表示に必要な添加量でも残留溶媒値が問題ない」ことを確認している。
マリーゴールドの花から抽出・製剤化まで一貫管理でトレーサビリティーの管理を行うことで、品質面の管理と安定供給の両面で信頼を集めている。
海外向けの引き合いも増えてきており、各国のレギュレーションに合わせた商品設計が広く受け入れられているようだ。
「ルテマックス®」の機能性表示食品
機能性表示食品の引き合いも堅調だ。
「届出サポートは相当に増えている」という。同社では、機能性の研究レビューに基づき、「眼の黄斑色素量の増加・維持」、「ブルーライトなど光ストレスの軽減」、「コントラスト感度(色の濃淡を識別し、ぼやけ、かすみを緩和する視機能)のサポート」、「グレア(まぶしさから回復する視機能)回復サポート▽眼の疲労感の軽減」、「一時的な精神ストレスの軽減」、「睡眠の質を高める」――の7つの機能性を表示する「ルテマックス®2020」が堅調に推移している。
「ブルーライトなどの光刺激から目を保護するとされる網膜の黄斑色素量を補う機能」、「コントラスト感度(色の濃淡を識別し、かすみやぼやけの解消により、ものをくっきりと見る力)を改善することで、眼の調子を整える」が表示可能なコストパフォーマンスに優れた「ルテマックス®フリールテイン」も引き合いが増えている。
機能性表示食品では他にも、インデナ社の素材「ビルベリー果実由来アントシアニン」、「イチョウ葉フラボノイド配糖体およびイチョウ葉テルペンラクトン」、「ケルセチン」が消費者庁のホームページで届出公開されている。
インデナによる徹底したトレース管理
「ビルベリーエキス」は、品質のトップメーカーとして知られるインデナ社の機能性表示食品対応素材。「DNA鑑定」を用いて、果実としてのトレーサビリティーを担保。「賦形剤を使用しない100%ビルベリー抽出物」としてアントシアノサイドを36%以上含有し、残りの部分も管理することによって臨床研究で機能性を証明している。
また、フランスで製造している「イチョウハカンソウエキス」でも機能性表示食品の記載が可能となった。同エキスは「原材料名欄に『フランス製造』」の表記ができる。イチョウ葉の基原材料に対してユニキス社では品質保証の一環として、インデナ社と共にイチョウ葉のバイオマスの監査を行っている。
<COMPANY INFORMATION>
所在地:東京都中央区日本橋室町1-11-8(本社)
TEL:03-5299-5811
E-mail:info@uniques.co.jp
URL:http://uniques.co.jp/
事業内容:健康食品・化粧品の原料販売
(冒頭の写真:マリーゴールドの花)