ヤクルト本社、第3四半期決算短信
㈱ヤクルト本社(東京都港区、根岸孝成社長)はこのほど、第3四半期決算短信を発表した。2020年4月1日~12月31日までの連結売上高は前年同期比5.4%減の2,960億5,700万円、営業利益は同3.6%減の400億6,100万円だった(経常2.5%増)。
新型コロナウイルス感染症の影響下、プロバイオティクスの普及・啓発活動を展開。インターネット注文サービス「ヤクルト届けてネット」でウェブ広告での訴求を強化し、利用者数と売上が共に増加した。また、乳製品乳酸菌飲料『ヤクルト400W』を昨年10月、機能性表示食品として発売し、商品特徴の訴求を図った。
一方、飲料部門はリモートワークの増加、消費者の外出自粛の影響を受け、自動販売機を中心に売上を落としたとしている。飲料・食品製造販売事業部門の連結売上は、前年同期比1.0%減の1,570億6,100万円だった。