ヤクルト、CSRキャンペーン実施
㈱ヤクルト本社(東京都港区、成田裕社長)は24日、国連の気候変動対策キャンペーン「ACT NOW」に対応した「ヤクルトCSRキャンペーン」を、9月に同社グループ全従事者を対象に実施したと発表した。
同キャンペーンでは、「ACT NOW」で推奨される“10 simple actions”(10のシンプルアクション)を参考に、気候変動対策として自分ができる具体的な行動宣言MY「ACT NOW」を募集した。過去最多の3万9,711人が参加し、合計107万8,299ポイントが集まった。
また、同キャンペーンの一環として、(公財)オイスカの「子供の森」計画への寄付を行った。さらに、3月に策定した「ヤクルトグループ 環境ビジョン」の短期的マイルストーンである「環境アクション(2021・2024)」の重点テーマの1つとしている「生物多様性の保全と活用」への取り組みとして本社工場、国内の同社グループの工場などで植樹などを実施した。
参加者の合計ポイントを金額換算し、(公財)国際緑化推進センター(JIFPRO)の「熱帯林造成基金事業」に107万8,299円を寄付。寄付金は、気候変動対策の有効な手段の1つである植林活動として、ベトナムのラオカイ省のベトナム在来種の森の造成に活用される。