ヤクルト、千葉の新工場建設工事を開始 27年春操業を目指す
㈱ヤクルト本社(東京都港区、成田裕社長)は19日、生産子会社である㈱千葉ヤクルト工場(千葉県四街道市、青木宏道社長)の新工場建設工事を開始すると発表した。
現在稼働中の千葉ヤクルト工場は、1969年に操業を開始した工場で、建物などの老朽化に加えて、敷地面積や建物構造などの制約もあることから、今回、「ちばリサーチパーク」において、労働環境や生産効率のさらなる向上を目指す次世代型の新たな工場を建設する。
ヤクルトグループでは、長期ビジョン「Yakult Group Global Vision 2030」で「世界の人々の健康に貢献し続けるヘルスケアカンパニーへの進化」を掲げていることから、新工場では多様なニーズに対応可能な生産体制を構築する。また、「ヤクルトグループ 環境ビジョン」で掲げたCO2排出量のさらなる削減、プラスチック資源循環の積極的な推進と水使用量削減技術の確立など環境施策も推進する。操業開始は27年春を予定している。
(冒頭の写真:完成予想図/同社リリースより)