メタバリア葛の花を刷新
富士フイルム 「エネルギー消費を高める」追加
富士フイルム㈱(東京都港区、後藤禎一社長)が機能性表示食品のサプリメント『メタバリア葛の花イソフラボン』を来月、リニューアル発売する。
ヘルスクレームに、機能性関与成分の葛の花由来イソフラボンに報告されている働きである、「日常生活活動時や運動時のエネルギー消費を高める」機能を追加する。
仕事や家事などに追われ、日常生活での習慣的な運動に取り組めていない人や、すでにウォーキングなどに取り組んでいて軽い運動の効果を高めたい人などに提案する。バランスのよい食事、運動に加えてサプリメントの活用を勧めるかたちだ。12日に発表した。
既存商品は2017年に発売。BMIが高めの人の体重、おなかの脂肪を減らすのを助ける機能を訴求してきた。ヘルスクレーム追加に伴うリニューアルにより、商品名を『メタバリア葛の花イソフラボンEX』に改め、2月14日から販売を開始する。
リニューアル商品のヘルスクレーム(届出表示)は以下の通り。
「葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)には、日常生活活動時や運動時(3.5メッツ程度のもの)のエネルギー消費を高める機能があることが報告されています。また、肥満気味な方の、体重やおなかの脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)やウエスト周囲径を減らすのを助ける機能があることが報告されています」(一部略)。
運動強度の単位である「メッツ」を表示に取り入れているのが目を引く。座って安静にしている状態が1メッツ、普通歩行が3メッツに相当するとされる。