マルイがシジミの原産地表示を偽装、愛知県が原因究明など指示
愛知県は2月28日、(株)マルイ(愛知県弥富市、伊藤元気代表)が事実と異なる原産地表示によってシジミを販売したとして、表示の是正や原因究明などを指示したと発表した。同社は約180tの海外産シジミを意図的に愛知県産として販売していた。
県は、(独)農林水産消費安全技術センター(FAMIC)からの情報提供に基づき、同社を調査した結果、2017年12月から18年11月までの期間に、少なくとも約180tのロシア産と台湾産のシジミを「木曽川産(愛知県産)」と表示して販売していたことが判明した。
県は同社に対し、販売している全ての食品を対象とする表示の点検、不適正な表示の是正、原因究明、再発防止策の構築などを指示した。
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