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マキベリーエキス、新食品原料に登録 中国国家衛健委が今月公告、オリザ油化が申請

 オリザ油化㈱(愛知県一宮市、村井弘道社長)が製造販売するサプリメント原材料の、アントシアニン類を含むマキベリーエキスが先月27日付で中国の「新食品原料」に登録、その旨が今月10日、中国国家衛生健康委員会のウェブサイトで公告されたという。同社が同日、ニュースリリースを出して日本国内に伝えた。中国独自の食品安全基準を満たすためにさまざまな追加試験を行いながら「9年以上の歳月を経ての登録」に至ったという。

 中国の新食品原料は、中国で食経験のない新規食品原料(成分)を中国国内で製造したり、販売したりするために必要な登録制度。これと同様の新規食品の安全性規制制度としては、欧州の「ノーベルフード(Novel Food)」などが知られる。登録されるには、中国政府が規定した安全性評価基準を満たしている必要がある。新食品原料に登録されたことで、オリザ油化が製造販売する標準化されたマキベリーエキスは、中国国内で食品の原材料として使用することが可能になる。

 同社は2012年にマキベリーエキスを発売。訴求する機能性別に「MaquiBright」(同社の登録商標)と「Delphinol」(同)の2製品を用意し、前者はアイケア(目の健康維持)機能、後者は抗糖化機能や血糖値上昇抑制機能などを訴求しながら国内外で販売している。アイケア機能に関しては、日本の機能性表示食品の機能性関与成分(デルフィニジン 3,5-ジグルコシド)として届け出られてもいる。

【石川太郎】

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