ポーラ、売り上げの一部を寄付
㈱ポーラ(東京都品川区、及川美紀社長)はこのほど、「リンクルショット」ブランド全製品の3月売り上げの一部を、女性支援団体、認定NPO法人国連ウィメン日本協会に寄付したと発表した。寄付金額は60万円。
寄付金は、国連ウィメン日本協会が支援を続けてきた、バングラデシュのロヒンギャ難民キャンプで暮らす女性への職業訓練などを通じた自立支援や、女性に対する暴力からの回復、災害などの影響で危機的な状況に置かれた女性へのディグニティ・キット(生理用品、ヒジャブ、サンダルなど生活に欠かせない日用品セット)の配布、女性のリーダーシップ育成、コロナ禍で大きな影響を受けている女性への支援など、UN Womenが実施する緊急性が高い取り組みの支援に役立てられる。
同社は創業以来、女性の力を信じ、女性が可能性を広げて生きられるよう応援してきた。同社では、「差別などのさまざまな壁により可能性が閉ざされてしまっている女性たちが、これから主体的に選択し自分らしく生きていくための一助となれたらという思いで、寄付活動を行った」としている。