特定定期各消費者団体の（特非）消費者支援ネット北海道（ホクネット、札幌市中央区、松久三四彦理事長）はこのほど、整体施術を行う足うら屋（札幌市東区、鹿野晋平院長）に対して、同医院が行っている整体コースのキャンペーン表示について「申入書」および「照会書」を1日付で送付したと発表した。

　「足うら屋」のホームページで表示している「整体コース（筋膜調整）」の「キャンペーン」に関する表示と「スペシャルコース」の「お試しキャンペーン」に関する表示につき、いずれもその表示を中止するように申し入れた。

　整体コースの表示は、東低のキャンペーン期間に予約した消費者に限って通常価格1回6,600円（税込）のところ、「初回1,980円」、「予約多数のため先着10名様のみ残り3名」と表示していたが、今年2月から4月にかけてホクネットが調査したところ、キャンペーン期間の終わりの年月日が変更されるだけで、それ以外の販売価格やキャンペーン価格などの表示に変わりはなかったという。このようなキャンペーン期間の切替が6回繰り返されたという。

　また、スペシャルコースのお試しキャンペーンについても、「施術料8,800円」、「お試しキャンペーン初回1,980円」、「キャンペーンの数には限りがあります」などの表示はそのままで、キャンペーン期間が切り替わるだけだった。

　ホクネットは上記のような行為が景品表示法第30条1項2号に基づく「有利誤認」に当たる恐れがあるとし、表示の中止を求めている。

　さらに、同医院が行っている「整体の評価　札幌市東区N0.1」、「札幌ダントツNo.1」などのナンバーワン表示についてもその根拠資料の開示などを求めている。

詳細はこちら（ホクネットHPより）