ベトナム産「トゲウナギ」に検査命令 モニタリングでエンロフロキサシンを検出
厚生労働省は30日ベトナム産トゲウナギとその加工品(簡易な加工に限る)について、輸入業者に対して検査命令の実施(全ロット)を義務づけた。
検疫所でモニタリング検査を実施した結果、ベトナム産トゲウナギからエンロフロキサシンを検出した。
<違反の内容>
1.
品名:冷凍トゲウナギ(FROZEN SPINY EEL FISH)
輸入者:TONDERU株式会社
輸出者:THAI HUY NAM CO.,LTD.
包装者:AN THINH TRUNG SEAFOOD JOINT STOCK COMPANY PROCESSING PLANT
届出数量、重量:20 CT、200.00 kg
検査結果:エンロフロキサシン 1.34 ppm 検出(基準:含有してはならない)
届出先:東京検疫所
日本への到着年月日:2022年11月26日
違反確定日:2022年12月19日
措置状況:全量販売済み
2.
品名:冷凍養殖淡水魚(FROZEN SPINY EEL)
輸入者:八千代物産合同会社
輸出者:YACHIYO BAO ANH CO.,LTD.
届出数量及び重量:56 CT、560.00 kg
検査結果:エンロフロキサシン 0.14 ppm 検出(基準:含有してはならない)
届出先:東京検疫所
日本への到着年月日:2023年5月8日
違反確定日:2023年5月25日
措置状況:一部販売済、残余保管