プロテインにブラックジンジャー 【機能性表示食品届出更新】ロート製薬が「Propo」届出
消費者庁は16日、機能性表示食品の届出情報公開データベースの更新を前日(15日)に続いて2日連続で行い、届出番号H561から同570まで計10件の新規届出を公開した。全てサプリメント。ロート製薬㈱(大阪市生野区)によるプロテインの届出が含まれる。
ロート製薬が届け出たのは、『Propo Protein<ミックスベリー味>』と『ー<カフェオレ味>』の2製品。それぞれ機能性関与成分はブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンで、日常活動時のエネルギー代謝の範囲で「脂肪を消費しやすくする機能」および「BMIが高めの方の腹部の脂肪を減らす機能」が報告されている旨を表示する。
これで同社からの機能性表示食品の届出は累計9件となったが、主にルテイン・ゼアキサンチンを関与成分としてアイケア機能を表示する『ロートV5』関連製品以外の届出は今回が初。『Propo Protein』は現在、機能性表示食品とは異なる一般食品の枠組みで、同社のECサイトなどで販売されている。
この日の更新でも新規の機能性関与成分やヘルスクレームは見られなかった。公開された新規届出の以下のとおり。理研ビタミン㈱(東京都新宿区)の『ひざ楽生活 グルコサミン』(G703)が商品化中止のために撤回している。
(冒頭の画像:ロート製薬が届け出たプロテインの表示見本。消費者庁の届出情報公開DBから)
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