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プラズマ乳酸菌配合青汁、常盤薬品も 【20日の届出DB更新】15件公表で22年度113件に

 機能性表示食品の届出データベース情報の更新が20日にあり、届出番号「H99」から「H113」まで15件の新規届が公表された。内訳は、サプリメントが9件、サプリメント以外の加工食品が6件で、生鮮食品はゼロ件。前回14日の更新に続き、撤回届の公表はなかった。

 この日公表された主な届出としては、プラズマ乳酸菌を機能性関与成分にした青汁がある。常盤薬品工業㈱(神戸市中央区)が届け出たもので、届出商品名は『プラズマ乳酸菌 おいしい青汁』。プラズマ乳酸菌を機能性関与成分にした青汁は、『金の青汁』シリーズで知られる㈱日本薬健(東京都港区)も、『プラズマ乳酸菌免疫ケア青汁』を届け出ており、現在、販売中。市場規模が拡大傾向を示している青汁市場でプラズマ乳酸菌の存在感が増していくこともありそうだ。

「日本調剤の葛花珈琲」、日本漢方が届出

 また、『日本調剤の葛花珈琲』を商品名とするコーヒーパウダー加工食品(機能性関与成分:葛の花由来イソフラボン)の届出が公表された。表示見本を見ると、チェーン調剤薬局大手の日本調剤㈱(東京都千代田区)の社名が企業ロゴマークとともに記載されているが、届出者は㈱日本漢方(東京都港区)。日本漢方からの届出は、21年11月以来2件目で、前の届出では、表示見本にセブン-イレブンのプライベートブランド「セブンプレミアム」のロゴを記載した青汁を届け出ていた。

ナットウキナーゼ+エラスチンペプチドで血流+血管ケア

 このほか、納豆菌由来ナットウキナーゼとカツオ由来エラスチンペプチドの2つを機能性関与成分にしたサプリメントの届出が公表された。それぞれ届出実績が以前からある機能性関与成分だが、この2つの組み合わせは初。補正用下着等を販売する㈱ダイアナ(東京都渋谷区)が届け出た。届出表示は次の通り。

 「納豆菌由来ナットウキナーゼは血流(末梢)を改善する事で血圧が高めの方の血圧を下げる機能が報告されています。カツオ由来エラスチンペプチドは加齢とともに低下する血管の柔軟性(血管を締め付けた後の血管の拡張度)維持に役立つ機能が報告されています」。

【石川 太郎】

(冒頭の画像:常磐薬品工業が届け出た青汁の表示見本。消費者庁の届出データベースより。一部切り抜き)

関連記事:キリンと日本薬健がコラボ プラズマ乳酸菌配合青汁を発売

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