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ブレインフォグめぐるヒト試験開始 
帝人グループのNOMON 本わさび由来成分、健常者を対象に

 「ブレインフォグ」と呼ばれる認知機能に関連する状態に、機能性食品素材の摂取が有効かどうかを検証するヒト試験を、帝人グループでサプリメントの販売を手掛けるNOMON㈱(東京都千代田区、山名慶CEO)が開始したという。植物の本わさびに含まれるスルフォラファン(6-MSITC)について有効性の有無を確かめる。

 同社によれば、ブレインフォグとは脳に霧がかかったような状態を総称したもの。統一的な定義はないが、頭がさえない、集中したりすることができない、言葉を見つけることに苦労する──などといった認知機能に関連する状態が報告されているという。

 ヒト試験は、認知機能の低下、頭のモヤモヤ感について自覚のある健常者(40歳以上69歳以下男女)を対象に行う。試験デザインは、無作為化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験。期間は12週間。

 同社が今月初旬に発表した。同社の主力製品は、NMNを配合したサプリメント。同時に、本わさび由来6-MSITC(6-メチルスルフィニルヘキシルイソチオシアネート)を機能性関与成分にした、認知機能領域の機能性表示食品(サプリメント)の販売も手掛けている。新たなヒト試験を通じ、同成分の認知機能をめぐる有効性についてエビデンスの拡充を図るとみられる。

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