ブラジル産「いんげん豆」に検査命令 モニタリングでアフラトキシンを検出
厚生労働省は20日、ブラジル産「いんげん豆」(全ロット)について、輸入業者に対して検査命令の実施を義務づけた。
検疫所でモニタリング検査を行ったところ、発がん性を有するカビ毒の一種「アフラトキシン」を検出した。
<違反の内容>
品 名:いんげん豆
輸入者:㈱トーマス
輸出者:CAMIL ALIMENTOS S.A.
届出数量および重量:840 バッグ、2万1,000kg
検査結果:アフラトキシン 13㎍/kg検出 (基準:含有してはならない)
届出先:名古屋検疫所
日本への到着年月日:2023年3月1日
違反確定日:2023年3月16日
貨物の措置状況:全量保管中
ブラジル産いんげん豆の輸入実績など(厚生労働省ホームページより)