「元気で幸福に暮らせる時間を延ばす～栄養と運動によるフレイル対策～」をテーマにした市民公開講座を（一社）日本臨床栄養協会（多田紀夫理事長）が来月27日、都内で開催する。

　講師に、早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構の矢澤一良氏（規範科学総合研究所ヘルスフード科学部門長）と、（一社）国際スポーツ栄養学会代表理事の青柳清治氏を迎え、一般の消費者・生活者にも分かりやすく伝える。パネルディスカッションも行う。後援は、東京都大田区と（公社）東京都医師会。

　サプリメントに関する相談コーナーなども設ける。会場は佐伯栄養専門学校（大田区蒲田）。時間は午前11時半から16時半まで。参加費は無料。事前申込が必要。定員150人。

　NR・サプリメントアドバイザーの教育・認定などを行う日本臨床栄養協会が主催する市民公開講座は今回で10回を数える。協会活動の成果を一般市民へ還元し、健康への理解を深めてもらう目的で、2012年から始めた。

　同協会は、今回の市民公開講座の内容について、次のように説明している。

　「日々の暮らしの中の〝ちょっとした食と運動への気遣い〟があれば、健康度と幸福度をアップさせることができ、その先の人生は大きく変わってくる。そのための情報やヒントが満載、高齢のご両親を持つ働き盛り世代にぜひ、聞いていただきたい」。

　詳細および参加申込は、日本臨床栄養協会のホームページから。