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フジッコ、食事の選び方を調査 栄養などを考えず「美味しそうなもの」だけを選ぶ人は約半数止まりに

 フジッコ㈱(兵庫県神戸市、福井正一社長)はこのほど、「食事の選び方」に関する実態調査を実施、その結果を公表した。

 調査は、20~60代男女520人を対象に実施。食事を選ぶための要素について尋ねたところ、シンプルに「美味しそうなものを選ぶ」と回答した割合は51.9%にとどまった。残りの約半数(48%)の人は、「美味しそうなものを候補に入れ、栄養成分などが自分に合っていそうかで選ぶ」(36.2%)、「栄養成分などが自分に合っていそうなものを候補に入れ、美味しそうかで選ぶ」(8.5%)、「栄養成分などが自分に合っていそうかで選ぶ」(3.3%)と回答し、約半数の食事選択には栄養成分が影響していることが明らかになった。

 また、料理や食事に含まれる栄養成分などで気にしているものについては、69.2%の人が「気にしている栄養成分がある」と回答。その栄養成分などで気にしているものは、最も多くの人が選択したのが「糖質」(34.6%)だった。次いで、「脂質」(31.7%)、「タンパク質」(31.0%)の順に気にしている人が多い結果となった、栄養成分などを気にしている理由として上位にあがったのは、「体型維持のため」(39.8%)、「病気・疾患、または予防のため」(38.7%)、「ダイエットのため」(31.7%)となった。
 さらに、料理や食品に含まれる栄養成分などにより、食べることを避けている(または食べることに抵抗を感じる)料理や食品はあるか聞いたところ、「避けている料理・食品がある」と回答した人は31.3%に達した。

 今回の調査結果から、食事選択時に栄養成分などが重視されている実態と共に、その裏側に、栄養成分などで避けられている料理・食品があることが明らかになった。また、栄養摂取量の目安がある人は1割程度とまだ少なく、具体的な目安がないまま糖質や脂質が少なくタンパク質が多い料理・食品が求められ、食事の選択肢を狭めている可能性も見えてきたという。

 同社では、「自身の年齢・体型・活動量などから栄養目安量を計算する他、さまざまな食品メーカーから販売されている栄養量を調節できる食品を上手に活用することで、食べられる料理・食品の選択肢が広がる」として、毎日の食事を楽しんでもらうために、食べたい料理・食品を食べられるよう商品展開や情報発信など活動を進めるとしている。

(下の図:同社リリースより)

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