フェヴリナ、化粧品のウェブ通販や海外展開に注力
『炭酸ジェルパック』などの化粧品を中心とした通信販売企業の(株)フェヴリナ(福岡市中央区、天童淑巳社長)はこのほど、ウェブ通販や海外展開を新たな柱に育成していく方針を明らかにした。
同社はコールセンターを自前で抱え、テレオペレーター1人当たりの売上の高さが特長。今年度(2020年9月期)は、ウェブでのプロモーションに注力する戦略を立てている。コールセンター中心であったが、加えてウェブからの新規顧客獲得のため、対前年比で約40倍に上る広告をウェブへ投下し、広告宣伝や販売促進を強化してきた。獲得した新規顧客をテレオペレーターへつなぎ、定期顧客化を目指す方針だ。
海外進出も行う。ポストコロナ下で中国への展開はスタート済み。今後、新型コロナウイルス感染の状況を見ながら、ベトナム、ミャンマーへも展開する。新ブランド『エニシングホワイト』を主力商品として、東南アジア市場へ投入する。
同社の天童淑巳社長は、「ウェブ通販での新規顧客を定期顧客へつなげていく。新規顧客は約10倍増加するなど、成果が出てきている」と話している。