ファンケル、厚労大臣賞受賞「社員を大切にする会社」
㈱ファンケル(神奈川県横浜市、島田和幸社長)はこのほど、第11回「日本でいちばんたいせつにしたい会社」大賞で、厚生労働大臣賞を受賞したと発表した。
「日本でいちばんたいせつにしたい会社」大賞は、「人を大切にする経営学会」(坂本光司会長)が運営・開催する事業で、人を大切にし、人の幸せを実現する行動を継続して実践する企業を表彰する制度で、同学会は 「人をトコトン大切にしている企業こそが、好不況にブレることなく好業績(を上げる)という先行研究の深化・体系化と、人を大切にする企業経営を普及することにある」(坂本代表)という。
ファンケルは主な受賞理由として、「社員数約3,000 名の東証一部上場企業でありながら、創業以来、人を大切にする経営を実践している」、「正規雇用率が実質98%、女性管理職比率が44%と高い」、「月間所定外労働時間は4.8 時間と少なく、また年次有給取得率は87.4%と高い」、「65 歳を超えても、元気でやる気のある社員を『アクティブシニア社員』として継続雇用し、70 歳以上の社員が2 名いる」としている。
「日本でいちばんたいせつにしたい会社」大賞を受賞したのはサントリーホールディングス㈱だった。
(冒頭の写真:左から順に島田和幸社長、坂本光司会長/ファンケルの発表資料より)