ファンケル、免疫維持で粒タイプ 品揃え拡充 ターゲットは「働き世代」
㈱ファンケル(横浜市中区、島田和幸社長)が免疫維持の機能性表示食品のラインアップを拡充する。新たに粒タイプのサプリメントを発売し、より幅広い層の健康管理にアプローチできるようにする。これまでに、チュアブルタイプ、ドリンクタイプを発売していた。
新発売するのは『免疫サポート 粒タイプ』。来月17日から通信販売と直営店舗で新発売し、30~50代の「働き世代」に提案する。
キリンホールディングスの独自素材「プラズマ乳酸菌」を機能性関与成分にしたもの。同成分には、pDC(プラズマ樹状細胞)に働きかけて健康な人の免疫機能の維持に役立つ働きのあることが報告されている。
ビタミンC、ビタミンDも配合した。価格は30日分で2,100円。1日摂取目安量は1粒。
同社は2020年12月に『免疫サポート チュアブルタイプ』、22年1月に数量限定で『免疫サポート 腸内環境プラス ドリンクタイプ』を発売していた。
プラズマ乳酸菌を機能性関与成分にした機能性表示食品の届出件数は現在30件余り(13日時点)。キリングループの他に森永製菓㈱やカンロ㈱なども届け出ている。