ビフィズス菌の啓発活動で協業 大正製薬と森永乳業、20代に向けた取り組みを開始
大正製薬㈱(東京都豊島区、上原茂社長)と森永乳業㈱(東京都港区、大貫陽一社長)はこのほど、ビフィズス菌の啓発活動で協業すると発表した。ビフィズス菌の認知拡大や特徴の理解促進を目指す。「腸活するならビフィズス菌」をキーメッセージに、20代の社会人を中心としたコミュニケーション活動の共同プロジェクト「Bkins(ビーキンズ)」を開始した。
両社はこれまで、ビフィズス菌の研究開発に取り組んできた。同プロジェクトに先立ち、両社で行った調査によると、腸の健康をケアする「腸活」が浸透してきたことによって、20代~60代男女のビフィズス菌の認知率は84.9%におよぶ一方で、その特徴を知っている人は4割程度に留まり、その中でも20代が32%と最下位となったという。
素材に少しでも親しみを感じてもらえるよう、「ビフィズス菌」の略称と、1人ではなく皆で取り組むことをイメージして、「Bkins(ビーキンズ)」と名付けたという。
ロゴには、ビフィズス菌を爽やかな青色のイメージカラーで表現し、健康課題に向き合いながらも自分らしい強さを表現するため、発色の良い青色・赤色を活用したタイポグラフィーで表現。また、ビフィズス菌の代表的な形状の「Y」を、隠れ文字でデザインに入れている。
「Bkins(ビーキンズ)」では、20代に向けて「腸活」の大切さやビフィズス菌の特徴についての理解を深めることを目指し、意識調査結果の発表の他、9月以降順次、SNS を中心に情報発信を行う。
(冒頭の写真:両社のリリースより)