ビタミンDと転倒リスクの関係~米・ジョンズホプキンス大
(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所(東京都新宿区)の研究連携推進室は6日、世界の最新健康・栄養ニュース「LINK de DIET」で米・ジョンズホプキンズ大学が行った「ビタミンDと転倒リスク」に関する研究報告を取り上げた。
試験は2段階で実施。第1段階として、70歳以上の参加者をビタミンDの4つの用量(200 IU /日(対照量)、1,000 IU /日、2,000 IU /日、および4,000 IU /日)のいずれかに割り当てた。3つの高用量群の転倒率を比較したところ、1,000 IU /日群は、2,000 IU /日および4,000IU /日群よりも転倒率が低かったため、1000 IU /日を、確認段階とも呼ばれる第2段階で試験する用量とした。
確認段階では、高用量群(1,000 IU /日)と対照群(200 IU /日)との転倒率を比較。1,000 IU /日群の方が200IU /日群よりも転倒率が高かったとしている。