ビタポール、機能性表示食品「シャキニン」 新発売和田アキ子さんを起用したCM放映スタート
㈱ビタポール(岡山市北区、清水富江社長)は、SAC(サック、S-アリルシステイン)成分における一時的な身体的疲労感、精神的疲労感を軽減する機能性表示食品「シャキニン」の販売を記念したプレス向け発表会を都内で開催した。10月6日よりタレントの和田アキ子さんをキャラクターに起用したテレビCMも地上波、WEBで放映する。
SACはにんにく由来の成分だが、生のにんにくに約0.005%しか含まれていない。同社のグループ企業である備前化成(株)はおよそ30年間にわたって生にんにくを研究開発しており、「シャキニン」には独自の発酵技術も使用して、約200倍以上のSAC含有量を実現。またにんにく特有の臭みを脱臭する技術なども駆使して、日常の飲用に適した錠剤に整えた。
人はストレスなどさまざまな要因によって脳内に活性酸素が発生し、それが炎症を起こすことで疲れを感じる。SACはその抗酸化力や炎症抑制の働きにより、疲労感を軽減する効果があるとされる。発表会の第一部で商品説明をした同社技術顧問の丸勇史氏は、「学術報告は多いけれど、どのメーカーも規格化していないSACに注力し、その含有量をいかに増やせるかに挑んだ成果が『シャキニン』。グループ内に蓄積した長年にわたるにんにく研究が結実した商品」と話した。
また、精神的疲労感の軽減におけるヒト試験においては、摂取後4週間で有意差が現れるなどの結果をもとに「対象年齢は成人であれば有効性が期待できる。現在の健康食品分野においてSAC含有量では世界最高峰だと思う」と胸を張った。
第2部では、芸能生活55年目を迎えたタレントの和田アキ子さんと、杏林大学の古賀良彦名誉教授が精神的疲労に関するトークショーを展開。
古賀氏は精神的疲労の要因を心理社会的要因(ライフイベント)とし、家族関係・地域社会・職場環境などに起因すると説明した上で、多忙な日々を送る和田さんにストレス対処の大切さをアドバイスした。さらに「精神的疲労を発散させるにはRest(休養)、Relaxation(癒し)、Recreation(趣味・活性化)の3Rを意識した生活に加えて、エビデンスのある健康食品を取ることも重要」と話した。
【堂上 昌幸】
(冒頭の写真:『シャキニン』を掲げる和田アキ子さん)