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パブコメ賛成56、反対48
「無添加不使用表示ガイドライン検討会」閉会へ

 消費者庁は1日、今回で最後となる第8回「食品添加物の不使用表示に関するガイドライン検討会」(無添加不使用表示ガイドライン検討会)をオンラインで開催した。

  前回の検討会で示したガイドライン案に対して寄せられた758件のパブリックコメントを紹介したところ、ガイドライン全体については賛成意見が56件、反対意見が48件だった。

 表示禁止事項の類型に関する意見が最も多く376件あった。なかでも類型5「同一機能・類似機能を持つ原材料を使用した食品への表示」に対するものが最も多く68件、続いて類型10「過度に強調された表示」50件、類型4「同一機能・類似機能を持つ食品添加物を使用した食品への表示」47件、類型2「食品表示基準に規定されていない用語を使用した表示」46件、類型8「食品添加物の使用が予期されていない食品への表示」34件で、あとは30件未満だった。

 検討会ではガイドライン案の修正版に基づき各委員の意見を聞いた。委員からは用字用語の使い分け、文章表現に関する指摘のほか、「分かりやすい啓発をやってほしい」、「食品関連事業者が適切に対応できるように、食品表示基準のQ&Aの見直しをやってほしい」などの意見が出された。
 今後、事務局の修正を経た後、年度内に食品表示基準Q&Aの別添として公表される予定。

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