ハーブティーから「麻薬」検出
東京都、インターネット試買で摘発
インターネット上で試買した商品から「麻薬」を検出したとして東京都は24日、注意喚起を行うと共に、同品の所持者に対して任意提出を呼びかけた。
また、販売元に対して同品の販売中止を指示するとしている。
麻薬が検出されたのは『マシュマロ―ハーブティーStrong』(3g/包)と称する商品。銀色のアルミパウチに封入された植物片から、「CUMYL-PEGACLONE」83㎎が検出された。
CUMYL-PEGACLONEは、2018年に指定薬物として規制され、昨年10月から麻薬として規制されている合成カンナビノイドの一種。大麻に含まれるテトラヒドロカンナビノールと類似の作用を持つ可能性があるとされている。
同品の所持、譲り受け、使用は「麻薬及び向精神薬取締法」で規制されている。
(冒頭の写真:東京都の発表資料より)