ハーバーリンクスJへの申入れ終了 ネットいしかわ「問題のサイトへのリンクができなくなったため」
適格消費者団体の（特非）消費者支援ネットワークいしかわ（石川県金沢市、橋本明夫理事長）は9日、化粧品の通信販売会社㈱ハーバーリンクスジャパン（東京都港区、牧野一郎社長）に対する申入れを5月26日付で終了したと発表した。同時に、通販サイトの最終確認画面の修正を要望した。
ネットワークいしかわは昨年7月から、ハ社が販売する遺伝子検査付きセミオーダー美容液『Renacell（レナセル）』に関する利用規約の修正、商品価格の記載の適正化、解約方法に関する情報の開示、広告表示の適正化などを求めて申入れを開始していた。
しかし今回、当該サイトについてアクセスしたところ、自動的に同社のオフィシャルサイトに遷移されてしまいサイトの閲覧が不可能な状態になっていることを確認したため、申入れを終了したとしている。
ネットいしかわの担当弁護士によれば、終了と同時に、要望している最終確認画面の修正についても、「今は同社の公式サイトに遷移されている」とし、修正の有無は確認できない状況のようだ。
