ハウワイに課徴金500万円
まつ毛美容液で不当表示 半年で売上1億6,000万円
昨年6月、まつ毛美容液『エターナルアイラッシュ』を販売する際、不当表示を行ったとして景品表示法に基づく措置命令を受けていた通販会社㈱ハウワイ(大阪市中央区、辻田裕也社長)に対して消費者庁は29日、課徴金500万円の納付を命じた。
同社が表示の裏付けとなる合理的根拠もなく優良誤認表示を行ったのは、2020年7月6日~同21日まで。課徴金の対象期間は、不当表示行為をやめた日から商品を販売した最後の日までの最長6カ月とされている。
同社の場合、最後に同品を販売したのは21年1月21日だった。同社はその間、1億6,673万4,634円を売り上げていた。
消費者庁は同社に対し、景品表示法に定められた算定基準に基づき、売上の3%に当たる500万円を10月31日までに支払うよう命じた。
ハウワイはダイエット茶でも措置命令を受けていたが、今回、同品での課徴金納付命令はなかった。課徴金命令適用の条件である売上5,000万円に達していなかったものとみられる。
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