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ハウス、売上は前年比101.3% 販売チャネルの多角化による成果も

 ハウス食品グループ本社㈱(東京都千代田区、浦上博史社長)はこのほど、第76期(2021年4月1日~22年3月31日)有価証券報告書を公開した。売上高は対前年比101.3%の2,533億8,600万円、営業利益は同99%の192億2,700万円だった。

 セグメント別では、健康食品事業は、売上高は低収益事業からの撤退や外飲み機会が長期間抑制されたことによる主力製品の伸び悩みもあり、同94.4%の144億3,200万円だった。利益面ではコロナ禍の影響が長引き引き続き厳しい状況にあるが、販売チャネルの多角化など構造改革の成果が一部に見られ、1億3,800円の損失だったものの、損失幅は前期から縮小した。

 同社グループは、一部製品・サービスにおいて価格改定を実施すると同時に、顧客ニーズの変化への対応力を強化し、ダイバーシティの実現に向けた取り組みを進展させ、社会から求められる企業市民として責務を果たしていくことを目指している。

 「スパイス系」、「機能性素材系」、「大豆系」、「付加価値野菜系」の4系列のバリューチェーンを同社グループの提供価値である「食で健康」を届ける領域と定め、バリューチェーンごとの取組領域やテーマを明確にしている。既存領域では収益基盤の強化、生産性の向上に取り組み、成長領域、新規領域では、経営資源を重点的に配分して持続的な成長の実現に取り組む。さらに、事業開発、R&D、人材開発が一体となり、新価値創出によるトップライン伸長を図るとしている。

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