ノンアルビール飲料市場を活性化 サントリー、機能性表示食品『あしたを想うオールフリー』新発売
サントリー㈱(東京都港区、鳥井信宏社長)は20日、機能性表示食品『あしたを想うオールフリー』(届出番号:H823)を全国で新発売する。
同品は、機能性関与成分として「GABA」を配合。「加齢によって低下する認知機能の一部である、記憶力(言葉や見たものを思い出す力)を高めるのに役立つ機能があることが報告されています」などと表示する。
同社によると、2022年のノンアルコールビールテイスト飲料市場は、10年前の約1.3倍に伸長したと推定される。なかでも、健康意識の高まりにより、健康機能をうたった特定保健用食品(トクホ)、機能性表示食品のノンアルコールビールテイスト飲料市場は、19年から22年にかけて約2.2倍に拡大したと推定される。
同社のウェブ調査(40~60代の男女749人を対象)によると、体重の増加や体脂肪に関する悩みは多く、内臓脂肪を減らす機能があることが報告されているローズヒップ由来ティリロサイド加えた同社商品『からだを想うオールフリー』も、22年には累計販売本数が3億本を突破するなど、好調に推移している。また、同調査の結果、「記憶力の低下」や「もの忘れ」は、40代以降の多くの人にとって身近な悩みであることが分かった。
今回、「記憶力」に着目した機能性表示食品を新発売し、ノンアルコールビールテイスト飲料に対する健康ニーズを充足することで、市場のさらなる活性化を図るとしている。
(冒頭の写真:同社リリースより)