トリカブト誤食で死亡事故 北海道で食中毒発生 ニリンソウと誤認し喫食
4日、北海道で食中毒による死亡事例が発生した。有毒植物トリカブトの誤食による事故である。
北海道によれば4月2日午前10時頃、室蘭保健所管内の警察署から、1日午後11時頃に医療機関に救急搬送された後、死亡が確認された患者1人について、トリカブトによる食中毒の可能性がある旨の連絡が入った。
その後の調査で、1日午後7時頃、同保健所管内在住の1家族2人が山林に生えていた植物を採取し調理、喫食したところ、午後8時頃から身体の痛み、嘔吐、手足のしびれなどの症状を呈し、うち1人が午後11時頃に医療機関へ救急搬送され、同日死亡が確認された。もう1名は回復している。
調査の結果、有症者が喫食した調理品および吐物からトリカブトに含まれる有毒成分アコニチンが検出され、症状もアコニチンによる中毒と一致したことから、同保健所はトリカブトを原因とする食中毒と断定した。
発生は1日午後8時頃で、有症者は2人。うち男性1人が死亡した。原因食品はトリカブトで、ニリンソウと誤認して喫食したことによるものとされる。
北海道保健福祉部健康安全局食品衛生課および室蘭保健所は、有毒植物による食中毒の発生防止に向け、ハンドブックのインターネット配布やホームページ掲載などによる啓発を行っている。
発表資料はこちら(北海道HPより)

