トランス・コスモス、DX需要の対応強化
トランス・コスモス㈱(東京都豊島区、奥田昌孝社長)はこのほど、2022年3月期第2四半期(21年4月1日~9月30日)決算を発表した。
売上高は1,680億8,800万円、営業利益は107億6,700万円だった。
同社グループでは、デジタルトランスフォーメーション(DX)パートナーとして、企業の経営、事業の変革を支援するDECサービス、BPOサービスの積極的な展開に加えて、同社グループが持つ大規模な業務実行能力を生かし、社会インフラとしてコロナ禍で政府・自治体が推進する政策に関連する業務支援を積極的に展開した。また、加速する官民でのDX需要に対応していくためのサービスの創出・展開、組織体制の強化などに取り組んだ。
単体サービスは、同社におけるアウトソーシングサービスの需要拡大などによって、売上高は1,143億500万円、利益は公共案件の受注増加や案件の採算性改善などによって71億2,300万円だった。
国内関係会社は、上場子会社を中心に受注が好調に推移したことなどにより、売上高は192億3,900万円、利益は17億9,100万円だった。海外関係会社は、韓国・東南アジア・中国子会社における受注増加などにより、売上高は396億3,200万円、利益は18億3,200万円だった。