トランスコスモス、インドネシアのオペレーション拠点を新設
トランスコスモス㈱(東京都渋谷区、奥田昌孝社長)はこのほど、インドネシア ジャカルタに新たなオペレーションセンター「ジャカルタ ムナラテンディアン(Jakarta Menara Tendean)」を設立したと発表した。また、本社機能をもち、コンタクトセンターサービスを提供する「ジャカルタ RDTX」に、デジタルマーケティングサービスを移管した。
既存の「ジャカルタ アリオビモ(Ariobimo)」、「スマラン」と合わせて計4拠点、1,300席の規模でコンタクトセンター、デジタルマーケティングなどのサービスを提供する。
移転に伴い、ジャカルタ3拠点で運用している業務のサイト最適化を目指し、業務の再構築・移管を行った。新設した「ジャカルタ ムナラテンディアン」では、旅行業界やFMCG(日用消費財)業界向けカスタマーサポートサービスなどを提供する。
本社「ジャカルタ RDTX」とは車で5分の距離にあるため連携が取りやすく、繁忙時や緊急時において相互に要員を供給しあう体制を構築することができる。また、BCPの観点からIT設備の強化を行い、安定した運用を提供する。
同社は2013年6月、インドネシアの大手財閥サリム・グループのIT企業であるPT Cyberindo Aditama(インドネシア ジャカルタ)とともに、トランスコスモス・インドネシア㈱(原浩芳社長)を設立した。現在は1,300席、1,500人を超える従業員でサービスを展開している。
同社は、「今後も成長が予測されるインドネシア市場において、インドネシアに進出する日系企業をサポートするとともに、現地企業やグローバル企業からの業務受託にも注力し、クライアント企業の売上拡大・コスト最適化を支援していく」としている。