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ティーライフ、売上6.7増 LINE・SNSを活用した販促を拡充

 ティーライフ㈱(静岡県島田市、西上節也社長)はこのほど、2023年7月期第2四半期(2022年8月1日~23年1月31日)の決算短信を発表した(連結)。売上高は、前年同期比6.7%増の68億5,100万円、営業利益は、同18.8%減の4億200万円だった。

 同社グループは、安定的かつ継続的な成長と企業価値向上を目指し、「進化するウェルネス&ライフサポート企業」を将来のビジョンとし、「Reborn!ver.2」をスローガンとした中期経営計画の達成に向け、各事業の拡大、利益確保に取り組んだ。

 卸売事業は、テレビショッピングにおける健康・美容関連商品の販売が好調となり、売上拡大に貢献した。また、店舗への販売においては、海外仕入商品の入荷遅延の影響はあったものの、店舗への客足の戻りがみられ、堅調に推移した。一方、円安の影響や運営コストの増加などから原価率が上昇し、利益面に影響した。この結果、売上高は同14.8%増の37億6,900万円、利益は同7.1%減の3億2,700万円だった。

 小売事業は、全般的な物価上昇に伴う調達コスト増が進む中、販管費の低減に注力した。EC領域では、自社アプリ利用者拡大やLINE・SNSの活用を中心に販売促進を拡充し、デジタルシフトに注力するとともに、顧客開拓のクリエイティブの見直しや広告宣伝費の配分適正化に努めた。また、タレントとのコラボ企画を推進し、1月に「NATURE TEA LAB(ナチュレティーラボ)」を新発売した。
 ECモールにおいては、育児用品を中心に海外からの商品の入荷遅延や参入企業増加による価格競争激化の影響もあった。この結果、売上高は同8.1%減の26億1,900万円、利益は100万円(前年同期は100万円の損失)だった。

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