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ティーライフ、売上3.4%減 紅麹問題以降サプリメントの売上の伸びが鈍化

 ティーライフ㈱(静岡県島田市、西上節也社長)はこのほど、2024年7月期(2023年8月1日~24年7月31日)の決算短信を発表した(連結)。売上高は、前年比3.4%減の130億100万円、営業利益は、同33%
減の5億5,100万円だった。

 同社グループは、安定的かつ継続的な成長と企業価値向上を目指し、「進化するウェルネス&ライフサポート企業」を将来のビジョンとし、引き続き「Reborn!ver.2」をスローガンとした中期経営計画の達成に向け、各事業の拡大、利益確保に取り組んだ。

 卸売事業は、テレビショッピングにおける健康・美容関連商品の販売が堅調に推移したが、今年3月に発覚した紅麹問題以降、サプリメント販売の売上の伸びが鈍化した。また、店舗向け卸販売においては、気候変動の影響から季節商品の販売が伸び悩んだ。また、海外仕入商品の輸送コストの高騰、円安によるコストプッシュが利益の下押し要因となったという。それらの結果、同事業の売上は同1.8%減の73億4,900万円、利益は同7.3%減の5億7,000万円となった。

 小売事業では、EC領域でLINEなどSNSの活用を中心に販売促進を拡充すると同時に、顧客開拓のクリエイティブの見直しに努めたが、競争が激化しているECモールでの集客に苦戦した。その結果、同事業の売上は同6.7%減の47億3,500万円、仕入価格と配送費の上昇、海外への先行投資を行った結果、2億1,800万円の損失(前年同期は2,700万円の利益)となった。

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