ダノンジャパン、新社長就任
ダノンジャパン㈱(東京都目黒区)は1 日、ダノンオーストラリア・ニュージーランド担当ジェネラルマネジャーを務めるロドリゴ・リマ(Rodrigo Lima)氏が、代表取締役社長に就任したと発表した。
同氏は、1999年にイーライリリー・アンド・カンパニーの営業部門からキャリアをスタートし、ブラジル、コロンビア、米国などにおいて営業・財務・マーケティング分野で要職を歴任後、2011年にダノンブラジルにセールスディレクターとして入社した。
14年、ダノンインドのジェネラルマネジャーに昇格後、同国における事業の長期戦略の構築や明確な優先事項の設定、組織の再編成などに携わり、18年に、ダノンオーストラリア・ニュージーランド担当ジェネラルマネジャーに就任。現地の乳製品事業の立て直しを含む一連の変革を成功に導き、成長を加速させ収益の大幅な改善に貢献した。
同社では、新しいリーダーシップの下、これまで同様に日本の消費者の声に耳を傾けながら、ダノンのミッションである「世界中のより多くの人々に、食を通じて健康をお届けし、ONE PLANET. ONE HEALTH(健全な地球と私たち一人ひとりの健康)のビジョン実現に向けて邁進する」としている。
ダノンは1980年に味の素ダノン㈱として日本市場に初めて参入し、92年にカルピス味の素ダノン㈱を設立した。2007年に100%子会社としてダノン傘下に入り、社名を現社名に変更。ダノンの日本法人である同社は、チルド乳製品では『ダノンオイコス』、『ダノンデンシア』、『ダノンビオ』、『ダノンヨーグルト』、『プチダノン』、『ベビーダノン』、植物性食品『アルプロ』を展開すると同時に、ウォーターでは「エビアン」ブランドのサポートを行っている。
(冒頭の写真:ロドリゴ・リマ(Rodrigo Lima)新社長/同社リリースより)