厚生労働省は12日、検疫所におけるモニタリング検査の結果、スリランカ産カカオ豆およびその加工品から発がん性を有するカビ毒の一種「アフラトキシン」を検出したため、輸入業者に対して検査命令の実施（全ロット）を義務付けたと発表した。

＜違反の内容＞
品　名：ココア粉（CACAO POWDER）
輸入者：株式会社K’sトレーディング
製造者：KENKO FOOD(GUARANTEE)LIMITED
届出数量及び重量：2 CT、20.00 kg
検査結果：アフラトキシン16μg/kg検出（基準：含有してはならない）
届出先：関西空港検疫所
日本への到着年月日：2023年8月29日
違反確定日：2023年9月7日
措置状況：一部販売済み、残余保管中