スポーツを通じた健康増進を推進 大塚製薬、「スポーツエールカンパニー2024」に認定
大塚製薬㈱(東京都千代田区、井上眞社長)は23日、スポーツを通じて社員の健康増進に積極的に取り組む企業として、スポーツ庁から「スポーツエールカンパニー2024」に認定されたと発表した。同社は2017年の同制度創設以来7年連続で認定されており、通算認定企業「シルバー」となった。
スポーツ庁では、従業員の健康増進のためにスポーツ活動の支援や促進に向けた積極的な取り組みを実施している企業を、「スポーツエールカンパニー」として認定している。これまで同社は、社員と家族の運動継続と健康維持・増進の支援として、リフレッシュ体操のリアルとオンラインでの実施、スマートフォン向けのアプリを用いたウォークラリーの開催など、職場や自宅で実施可能なさまざまな運動機会の提供を続けてきた。
2023年は、ウォーキングを含めた運動を対象に、バーチャル企画「ポカリスエット ラン&ウォーク」を実施した。スマ―トフォンアプリ上で参加した国内外の大塚グループ社員同士が互いに交流しながら運動を継続すると同時に、バーチャル企画前に開催したリモートミーティングで同社陸上競技部所属の日本代表選手や監督・コーチとの交流など新たな取り組みを行った。
また、楽しみながら社員の健康意識を高め、環境保全活動や社会貢献に繋げていくことを目的に、「事業所対抗ウォーキングイベント」を22年から実施しており、昨年第2回のイベント後には、優勝事業所で植樹を行った。今後は、優勝事業所所在の自治体に同社製品などの寄付を行い、地域住民の健康づくりに活用してもらう。
同社は17年1月に健康宣言を行った。20年3月には、井上眞氏の社長就任に伴い、新しい健康宣言を行い、改めて健康に対する同社の姿勢を社内外に発信。社員1人ひとりが健康に生き生きと働けることが大切だと考え、社員自らが健康について理解し、疾病の予防や健康維持・増進に積極的に取り組めるよう、健康セミナーや運動プログラムの提供など多様な活動を行っている。
同社では、今後も社員や社員の家族を含めた人々の健康維持・増進に貢献するとしている。
(冒頭の写真:バーチャル企画「ポカリスエット ラン&ウォーク」に参加したグループ社員/同社リリースより)