スノーデン、豚プラセンタエキスで睡眠の質改善を確認
スノーデン(株)(東京都千代田区、中川泰男社長)は6日、豚プラセンタエキスを用いた臨床試験の結果、主観的睡眠の質の改善を確認したという研究成果がスイスの学術誌『Frontiers in Nutrition 』に掲載されたと発表した。
試験は基礎疾患がなく、治療を受けていない28歳~73歳の男女20人を対象に、二重盲検ランダム化比較試験(クロスオーバー条件)で実施した。プラセンタエキスを含む試験品(300mg/日)またはプラセボ品を2週間連日摂取。2週間の摂取中断期間を挟み、もう一方の試験品を摂取させた。
試験品摂取の前後に客観的な睡眠の評価をセイコーエプソン活動度計を用い、主観的な睡眠の評価をセントマリー病院睡眠質問票を用いて評価した。
その結果、主観的な睡眠の深さを示す熟眠感が、同エキス摂取群で群間有意差をもって改善したという。睡眠満足感については、群間有意差はなかったものの、同エキス摂取群では摂取前に比べて有意に改善した。一方、睡眠時間そのものには影響はなかった。