ジンセノサイド、視覚的な記憶力維持 【機能性表示食品届出更新】チョイスジャパンが届出
消費者庁は10日、機能性表示食品の届出情報公開データベースの更新を行い、2022年度分の届出番号H1369からH1386まで計18件(サプリメント11件、それ以外の加工食品4件、生鮮食品3件)の新規届を公開した。
新規の機能性関与成分や機能性表示を行う届出は公開されなかったが、既存機能性関与成分のジンセノサイドRg1・Rb1・Rg3について、視覚的な記憶力を維持する旨のヘルスクレームを行う届出が公開された。
高麗人参に含まれるジンセノサイド類として初のヘルスクレーム。食品の通信販売を行うチョイスジャパン㈱(山口県下関市)が届け出た。ジンセノサイドRg1・Rb1・Rg3については昨年12月下旬、㈱韓国人蔘公社ジャパン(東京都新宿区)が初めて届け出ていた。
このほか、味覚糖㈱(大阪市中央区)からの新規届4件が公開された。『ひざケア』、『血圧ケア』、『血糖ケア』、『コレステロールケア』を商品名とする速溶性チュアブル錠のサプリメントを届け出たもの。
『血糖ケア』の機能性関与成分は、「HMPA」を略称とする3‐(4‐ヒドロキシ‐3‐メトキシフェニル)プロピオン酸。
なお、この日の更新では既届出の取り下げ情報も更新された。商品リニューアルのため、㈱スミフルジャパン(東京都渋谷区)が生鮮食品のバナナの届出を取り下げたほかに、会社都合を理由に、㈱協和(同新宿区)が2020年と21年に届け出ていたサプリメントの届出をそれぞれ取り下げたという。
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・2日 23年度分が4件追加