ジェトロとJFOODO、JNTOが相互連携 農林水産物・食品の輸出、インバウンド観光の促進へ
(独)日本貿易振興機構(ジェトロ)と日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO)、 日本政府観光局(JNTO)は14日、「日本の農林水産物・食品の輸出とインバウンド観光の促進に向けた相互連携に関する覚書」を締結した。覚書の締結により、円安を生かした農林水産物・食品の輸出とインバウンド観光の相乗的な拡大に期待する。
ジェトロは、農林水産物・食品の輸出拡大を重点業務の1つとして海外販路拡大支援に取り組んでいる。JFOODOは、日本産の農林水産物・食品の海外消費者向けプロモーションのほか、今年度からは日本の食文化の発信も担っている。JNTOは、インバウンド観光の促進に向けたマーケティングのほか、近年はセミナーやコンサルティング等を通じて地域のインバウンドの取組支援を推進している。
3者は、相互の事業機会や知的資産等を有機的に連携させた協力を行うとし、具体的には、外国人向けに観光情報を発信するJNTOのSNS(フォロワー数:延べ約1,000万人)を通じて、ジェトロの特設ECサイトを紹介、誘導するなど、デジタルマーケティング関連事業における連携を行う。
また、海外で開催される日本食・食文化、観光イベントなどでそれぞれの動画放映、日本食の提供等のPR活動の連携や、海外現地事務所間の情報共有を行う。
問い合わせ先:TEL 03-3501-6759(貿易経済協力局貿易振興課)