ジェイフロンティアに課徴金納付命令、食品分野で過去最高額の2億4,988万円
酵素サプリメントの表示が景品表示法違反とされたジェイフロンティア(株)(東京都渋谷区、中村篤弘代表)に対し、消費者庁は17日、2億4,988万円の課徴金納付命令を出したと発表した。消費者庁によると、「食品分野では過去最高」(表示対策課)の課徴金額となった。
同社は『酵水素328選生サプリメント』を販売する際、新聞折り込みチラシなどで、「あんなにおデブだった、たんぽぽがどうやって痩せたのか!?」、「約3カ月で-12.7㎏」などと記載。合理的な根拠もなく、サプリメントを摂取するだけで、容易に痩身効果を得られるかのような表示を行っていた。このため、昨年3月29日、消費者庁から景表法に基づく措置命令を受けた。
課徴金の対象は、2016年11月24日~18年9月15日までの期間。消費者庁は今年10月19日までに支払うように命じた。