（国研）医薬基盤・健康・栄養研究所は24日、シンガポール保健科学庁が新型コロナウイルスの予防・治療を標ぼうした健康食品などに対し、注意喚起を行ったと発表した。

　シンガポール保健科学庁は3月3～10日まで、インターネット上で販売される製品を対象に取り締まりを実施。違法または虚偽・誇大表示の製品2,500点を押収した。虚偽表示によって押収した製品の約半数が、新型コロナウイルス関連だった。「コロナウイルスに対する免疫系強化」、「コロナウイルスの予防・治療」などを標ぼうしていたという。