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シミ部位のメイク付着状態を解析

花王(株)(東京都中央区、澤田道隆社長)は26日、シミ部位の素肌性状とベースメイクの付着状態を解析したと発表した。

 試験は、シミを隠したいと考える31~59歳の女性25人を対象に実施。洗顔と馴化後の皮膚水分量や皮膚柔軟性などを測定、またシリコーンレプリカによる皮溝形状の観察、写真撮影などにより、シミ部位と非シミ部位の素肌性状を調べた。ベースメイクの付着状態については、一定量の化粧水と乳液を使用した後、指に一定量のベースメイクを取り、対象部位に縦横のストロークで一律に塗布し、ベースメイクの皮膚上の分布を測定した。

 その結果、シミ部位は非シミ部位と比べて、皮溝が太く深く、皮膚柔軟性が低いという結果が得られた。ベースメイクの付着状態については、シミ部位は非シミ部位と比べて、ベースメイクの付着量が多く、付着量のばらつきも多いことがわかったと報告している。

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